─ 筑紫野の歴史 ─
自然と歴史が調和する筑紫野市には、沢山の観光スポットがあります。悠久の歴史を紐解きつつゆっくり散策するも良し、お子様が思いっきり走り回れる大型公園や自然もあり家族連れでも大満足!
天拝山
天拝山(てんぱいざん)は、福岡県筑紫野市にある標高257.4mの山である。その名は、大宰府に流刑された菅原道真が自らの無実を訴えるべく幾度も登頂し天を拝したという伝記に由来する。古名は天判山(てんぱんざん)。昔はススキだけで木が無かったが、黒田長政の家来である、小河内蔵充が郡司となったときに植樹し、全山を樹木に覆われる山にしたという。
■住所/福岡県筑紫野市武蔵
武蔵寺
天拝山のふもとにある「武蔵寺」は、その建立が飛鳥時代とも言われる九州最古のお寺で、建立は伝説上の人物、長者・藤原虎麿と言われています。
■住所/福岡県筑紫野市大字武蔵621 MAP
■TEL/092-922-2670
御自作天満宮
道真公が武蔵寺に参籠した時に、自分の等身大の木像座像を刻んで納めたと伝えられています。それが御神体となっていることから、その名前が付いています。御神体は通常見る事ができませんが年に3回、1月25日の初天神、4月25日の春の大祭、そして10月25日の秋の大祭に、本殿の扉を開けて、御自作天神を御開帳しています
■住所/福岡県筑紫野市武蔵623 MAP
■TEL/筑紫野市観光協会 092-922-2421
紫藤の滝
武蔵寺境内のわきに有ります。落差は2メートルほどと小さな小さな滝ですが、かの菅原道真公が身を清めたといわれています。滝つぼの横には、道真公が衣を掛けたとされる「衣掛けの岩」があります。
■住所/福岡県筑紫野市武藏621 MAP
■TEL/092-922-2670
天拝山歴史自然公園
九州最古といわれる「武蔵寺」を中心とした、天拝山のふもとにある自然公園。豊かな自然に囲まれ、あずま屋づくりの水上コテージや菖蒲園、万葉植物園などがあり、市民の憩いの場となっている。つつじの名所として知られ、4月~5月には、500本以上のつつじが見どころとなりその他、花菖蒲やしゃくなげ、藤、もみじなど季節ごとの花も楽しめる。
■住所/福岡県筑紫野市武蔵626-5 MAP
■TEL/092-923-1111(筑紫野市建設経済部都市計画課)
あじさい園
天拝公園を訪れる人に癒しの空間を提供する「あじさい園」は、3000㎡ほどの敷地内におよそ900本のあじさいが咲いています。公園奥には駐車場が15台ほどあります。このアジサイ園は、平成12年にアジサイを植樹したのを契機に、筑紫野経済同友会の皆さんにより手入れが行われています。 MAP
■TEL/092-923-1111(筑紫野市建設経済部都市計画課)
筑紫野市総合公園
船を模した大きなアスレチックが目印の公園で、土日はお弁当を持った家族連れで賑わいます。隣には天拝湖もあり、景色も良いです。球場などを借りたい方は、電話で予約してください。多目的広場は、サッカー・グラウンドゴルフ等に使用できます。
■住所/福岡県筑紫野市山口382-6 MAP
■TEL/092-923-1111(筑紫野市建設経済部都市計画課)
上原田公園
九州自動車道のそばにある大きな公園です。公園には、ローラースライダーをはじめとした楽しい遊具が数多く設置されています。また、公園奥にはサッカー、ソフトボール、少年軟式野球などに使用できる多目的グラウンドがあります。
■住所/筑紫野市大字原田1629-1 MAP
竜岩自然の家
竜岩自然の家は、宝満山や大根地山などの山々に囲まれ、敷地内を宝満川が流れる自然の中にあります。竜岩自然の家では、ファミリーキャンプやバーベキュー体験したり、宝満川で川遊びをしたり、運動広場で汗を流したり、さまざまな自然体験活動を行うことができます。
■住所/福岡県筑紫野市大字柚須原373-1 MAP
■TEL/092-923-1111(筑紫野市建設経済部都市計画課)
筑紫神社
筑紫野市原田(はるだ)にある「筑紫神社」は、延喜式にも記された歴史の深いお神社です。式内社(名神大社)で、旧社格は県社。
■住所/福岡県福岡県筑紫野市原田2550 MAP
塔原塔跡
県道31号線の塔原交差点の傍らに、古代寺院の塔心礎とうしんそ(塔の中心に立つ柱を乗せる基礎石)が残っています。江戸時代、貝原益軒かいばらえっけんが著した『筑前国続風土記ちくぜんのくにぞくふどき』には、この石が「塔原」という地名の由来になっていることが記されています。この塔心礎は、中心に2段になった方形の舎利孔しゃりこう(釈迦の遺骨を納めるための穴)があるのが特徴で、このような形式は、九州ではこの塔原塔跡(塔原廃寺)と上坂廃寺(福岡県豊前市)の二例だけという極めて珍しいものです。聖徳太子の伝記『上宮聖徳法王帝説じょうぐうしょうとくほうおうていせつ』の裏書きには、筑紫大宰帥蘇我臣日向そがのおみひむかが白雉はくち5年(654)に孝徳天皇の冥福を祈って「般若寺はんにゃじ」を建立したことが記されており、それがこの塔原廃寺のことではないかと考えられています。
■住所/福岡県筑紫野市塔原 MAP
杉塚廃寺
杉塚廃寺は、昭和48年(1973年)、昭和54年(1979年)の2度の発掘調査で、金堂か講堂と考えられる基壇や礎石とともに、老司系丸瓦・平瓦や頁岩質の石帯(ベルトに付ける石製の装飾品)などが出土し、8世紀代の寺院であることがわかりました。大宰府政庁から鬼門(北東)の方角にある竈門山に対し、裏鬼門(西南)を鎮護するための寺院と考えられます。当時、寺の西側には、水城西門を通って朱雀大路に合流する官道が通っていたことが明らかにされています。
■住所/福岡県筑紫野市杉塚2丁目5−18 MAP
五郎山古墳
五郎山古墳は、径約35mの装飾壁画を持つ円墳です。昭和22(1947)年に発見され、2年後に国の史跡に指定されました。壁画は、人物、動物、船、家など多くの具象画で構成されていることが特徴ですが、それが意味するところは、発見から半世紀を経過した現在でも、まだ多くの謎に包まれています。五郎山古墳館は、この壁画の意味を読み解いていくことを目的とした施設です。壁画を再現した実物大の石室模型は、羨道(せんどう)が開き、内部が見学しやすくなっています。五郎山古墳は築造された当初の姿に墳丘を復元整備しており、本物の石室内部を観察室から見ることができます。装飾古墳への理解を深めるためご活用ください。
■住所/福岡県筑紫野市原田三丁目9-5 MAP
■TEL/092-927-3655