海の正倉院と呼ばれる沖ノ島は、『古事記』、『日本書紀』に「沖津宮」と
記された由緒あるお社です。ここでは、古代より国の安寧を願い、
祈りを捧げてきました。今日に伝わる、およそ8万点の神宝は、
大和朝廷が行ってきた国家祭祀の中でも沖ノ島祭祀が特に重要視
されていたことを物語っています。
今回の特別展では、『古事記』や『日本書紀』の記述と発掘調査の
出土品を交差させながら、神宿る島・沖ノ島の源に迫ります。
本解説講座では、展示を担当した学芸員を招き、見所などを詳しく解説します。
日時:1月13日(金)、15時~16時30分
場所:歴史博物館研修室
講師:小嶋 篤さん(九州国立博物館展示課研究員)
定員:70人
申込方法:電話または博物館受付
申込期間:1月6日(金)、9時~
申し込み・問い合わせ先:歴史博物館 電話(922)1911
※本講座は解説講座です。特別展「宗像・沖ノ島と大和朝廷」展は
九州国立博物館にて1月1日~3月5日の期間に開催しています。