~佛が心を癒し温泉が身を治す~展
会期:4月22日(土)~6月25日(日) ※月曜日は休館
会場:歴史博物館
二日市温泉は、「万葉集」などの古典にもみえる古湯です。
古代には「次田温泉(すいたのゆ)と呼ばれ、都の貴族たちにも
知られていました。江戸時代の『旅行用心集』には、
「西国一の名湯」と紹介されています。
寺社と温泉の関係とは?
武蔵寺が別名「温泉道場」や「湯寺」といわれたように、
寺社と温泉とは深い関係にあります。温泉治療とあわせ、
精神面の癒やしも行われたと考えられます。温泉がない
地域には石風呂(病気療養を目的とした蒸気風呂)が
みられますが、そこにも薬師仏などの彫刻が施され、
仏教との関係がうかがえます。
本展では、神仏と温泉に焦点をあて、千数百年の歴史を有する
武蔵寺と二日市温泉に関する資料から、その足跡をたどって
みようとするものです。
武蔵寺の「藤まつり」と併せて、ぜひご覧下さい。
問い合わせ先:歴史博物館 (922)1911