曹操・劉備・孫権が政権を握り、天下三分の形成が定まった三国時代。
魏・蜀・呉の三国の歴史は、正史『三国志』や小説『三国志演義』に著され、
長く人々に親しまれてきました。
21世紀に入ると、曹操墓の発掘など重要な考古学成果が相次いだことで、
三国志研究は新たな局面を迎えることとなりました。実物資料をもとに、三国志の
世界を再構築する時代が到来したのです。
展覧会では、選りすぐりの文物と最新の研究成果を交えてその実像に迫ります。
これまでの三国志を超えた、考古学ならではの新たな三国志像をお伝えします。
本解説講座は、九州国立博物館の協力により、展示を担当した学芸員を講師として招き、
見所などを詳しく解説します。
〇講師:川村 佳男さん(九州国立博物館企画課主任研究員)
〇日時:11月7日(木)、14時~15時30分(受付13時30分)
〇場所:歴史博物館2階研修室
〇定員:先着70人
〇申込方法:電話、または博物館窓口にて
〇申込期間:10月24日(木)、9時~
〇申し込み・問い合わせ先:歴史博物館(922)1911
※日中文化交流協定締結40周年記念特別展「三国志」は
九州国立博物館にて10月1日(火)~令和2年1月5日(日)の期間に開催しています。