市内の武蔵にある武蔵寺は、古代からの歴史を伝える寺院です。
寺の起こりは「虎麿伝説」として語り伝えられていますが、
付近の「石見堂」からは8世紀前半の誕生釈迦仏(たんじょうしゃかぶつ)
が出土しており、同寺の起源に迫ることができます。
平安時代後期には経塚(きょうづか)が営まれ、『宇治拾遺物語』などの
古典にも著された繁栄ぶりがうかがえます。
本講座は、筑紫野市の歴史や文化と不可分の関係にある
武蔵寺の文化遺産について解説します。
〇講師 山村 淳彦(市歴史博物館職員)
〇日時 6月2日(土)、13時30分~15時
〇場所 歴史博物館2階研修室
〇定員 先着70人
〇申込方法 電話または博物館受付にて
〇申込期間 5月18日(金)、9時~
〇申し込み・問い合わせ先 歴史博物館 ☎(922)1911
※企画展「武蔵寺と二日市温泉展」は7月1日(日)まで開催しています。