王羲之は4世紀、中国・東晋時代の貴族で、「書聖」と呼ばれるほど
その書は尊ばれ、日本の書に多大な影響を与えました。
王羲之直筆の書は見つかっていませんが、文字の輪郭を極細の筆で
薄い紙に写し取る「搨模(とうも)」などの精密な複製が残っています。
今回の特別展では、王羲之を源泉とする日本の書の流れをご紹介します。
ぜひ書の魅力を感じていただきたいと思います。
本解説講座では、展示を担当した学芸員を講師に招き、
見所などを詳しく解説します。
〇講師 丸山 猶計さん(九州国立博物館文化財課 資料登録室長)
〇日時 3月2日(金)、15時~16時30分
〇場所 歴史博物館研修室
〇定員 70人
〇申込方法 電話または博物館受付にて
〇申込期間 2月16日(金)、9時~
〇申し込み・問い合わせ先 歴史博物館(922-1911)
※本講座は解説講座です。
特別展「王羲之と日本の書」は九州国立博物館にて
2月10日(土)~4月8日(日)の期間に開催されています。